投資と一言で言っても調べると株、金、FX、先物など種類が多すぎてわけわからなくなっている現在です。
その中の一つが最近、NISAでも騒がれている皆さんも1度は聞いたことがあるかもしれませんが投資信託の1つ。「インデックスファンド」と言う投資になります。
「インデックスファンド」とは、特定の市場指標(インデックス)に連動することを目指して運用される投資信託です。たとえば、日経平均株価やS&P500などが代表的なインデックスです。
インデックスファンドの特徴
- 低コスト:ファンドマネージャーが積極的に銘柄を選定しないため、運用コスト(信託報酬など)が比較的安くなっています。
- 分散投資:1本のファンドで複数の銘柄に分散投資できるため、リスクを抑えることが可能です。
- シンプルな運用:インデックスに連動するだけなので、パフォーマンスがわかりやすいです。
代表的なインデックスファンド(日本と米国)
インデックス名 | 内容 | 代表的なファンド |
---|---|---|
日経平均株価 | 日本の代表的な225社の株価平均 | eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)など |
TOPIX | 東証プライム上場企業全体 | ニッセイTOPIXインデックスファンドなど |
S&P500 | 米国の代表的な500社 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、楽天・全米株式インデックスなど |
全世界株式(オールカントリー) | 世界中の株式に分散 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など |
メリット
- 長期的に見ると多くのアクティブファンドより好成績になる傾向
- 自動的にリバランスされる
- 初心者にもわかりやすく取り組みやすい
デメリット
- 市場が下落すれば連動して下落
- 急激なリターンは見込みにくい(地味)
と言うような内容になります。この「インデックスファンド」への投資がなぜ大切なのか教えてくれるのが今回ご紹介する1冊です。
📘『投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント』

著者:バートン・マルキール & チャールズ・エリス
原題:The Elements of Investing
出版社:日本経済新聞出版社(日本語版)
🔍 概要
- バートン・マルキール:名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者。インデックス投資の提唱者。
- チャールズ・エリス:『敗者のゲーム』の著者。長期分散投資を強く推奨。
👍 この本をおすすめする人
- 投資を始めたいけど、何から手をつけてよいか分からない人
- 難しい理論よりも「実践的なアドバイス」を求める人
- 長期的に資産を育てたいと考える人
💡 投資の大原則 7選
- 長期的視点を持つ
- 短期的な値動きに振り回されず、長期で成長する資産に投資する。
- 「複利の力」は長期投資で最大限に発揮されます。
- 分散投資をする
- 特定の銘柄や地域、資産クラスに偏らず、リスクを分散する。
- 例:株式・債券・不動産・金などの組み合わせ。
- 自分のリスク許容度を理解する
- 大きなリターンには大きなリスクが伴う。自分がどれくらいの損失に耐えられるかを把握する。
- 市場タイミングを狙わない
- 「安く買って高く売る」は理想だけど、継続して成功させるのはプロでも難しい。
- 定期的にコツコツ投資する「ドルコスト平均法」が効果的。
- 感情で動かない
- 恐怖や欲望で売買すると、間違ったタイミングになりやすい。
- 冷静にルールに従って投資を続けることが大事。
- 手数料・税金に注意する
- 投資信託の信託報酬、売買手数料、税金はリターンに大きく影響する。
- できるだけコストの低い商品を選ぶ。
- 定期的に見直す
- 目標やライフスタイルの変化に応じてポートフォリオを調整する。
この本を読んで早速、「NISAつみたて枠」でS&P500と日経平均のインデックスファンドへ毎月積み立てる設定をしました!
リスクは取りたくないけどとりあえず最初の1歩として選ぶ投資ならインデックスファンドへの積み立て一択だと思います!
とりあえず今は片っ端からお金と投資の本を読み漁っている状況ですのでまたオススメの本を紹介していきます。
コメント